司法書士は債務整理や自己破産の業務を担う
司法書士の主な業務は、「登記・供託」、「裁判事務」、「成年後見業務」などですが、その他にも暮らしの中での身近な法律トラブルの解決をサポートする業務も行っています。
例えば、長引く不況や雇用悪化で住宅ローンの返済が滞ったり、多重債務に悩む人の増加が大きな社会問題となっていますが、司法書士はそのような場合にも、債務整理で債権者との交渉をしたり自己破産の手続きを手助けする仕事を行っています。
債務整理には、裁判所を通さず債権者と司法書士が交渉する任意整理、簡易裁判所に調停を申し立てる特定調停、裁判所が認めた返済計画で一定の債務を返済し残債務を免除される個人民事再生、また、全ての財産を失っても返済不可能である場合には、裁判所に破産を申し立て債務免除を申請する自己破産の方法があります。
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